妻が子供が脇腹が痛いと言っている、念のため検査した方がいいと言う。

ただの筋肉痛か神経痛じゃないか?と言いつつ、東京から岡山に移住した医師のホームページを見た。

トップページにその医師の見解が書いてあって、ここまで言ってくれる人はなかなかいないので以下に抜粋してみます。


東京から岡山へ移住した一開業医の危機感 三田 茂 三田医院院長


放射能事故の健康被害には医学の教科書はありません。

放射線医学は外照射やクリーンでコントロールされた放射性物質を扱っていて、放射能汚染については無力です

診断学や治療学もありません。じつは医師にとっては未知の分野、いちばんかかわりたくない分野です。

当院で首都圏の家族の甲状腺検査をしてきた印象では、「子ども」が心配と言って連れてこられる低年齢の子ども「小児」には甲状腺疾患はなく、その親「成人」に甲状腺癌が増えています。チェルノブイリでは、本来無いはずの「小児甲状腺癌」が発生しました。やや遅れて「成人」の甲状腺癌は大幅に増加しました。

フクシマでは、「小児甲状腺癌」は今のところ発生していません。「青年」の甲状腺癌は著明に増加しています。

「成人」は検査をしていないので不明です。

発生のパターンがチェルノブイリとは違っています。日本では放射性ヨウ素は原因ではないのかもしれません。

(、、、この見解。僕もプリピャチの被ばく量と比べても福島で甲状腺ガンは出ないと思っていました。じゃあヨウ素でなければなんなんだ?という話です。この見立てを言ってくれる人がなかなかいない)

このような状態をソ連ではチェルノブイリエイズと言ったのです。癌が増えることのみを統計では問題としがちですが、むしろこのような

不健康な人々の増加による社会の混乱、能力低下を危惧します

(、、、これも同意です)

さらに次世代、将来の世代の遺伝子的負荷も非常に心配です。東京よりも土壌汚染の低いチェルノブイリの都市では第2第3世代の不健康な状態、人口減少が大きな社会問題になっているからです。

チェルノブイリ事故では首都モスクワは被曝を免れましたが、フクシマ事故ではトーキョーがすっかり汚染されてしまいました。日本における最大の問題は、人々が被曝している事実を認めたくないことです。ほとんどのメディアは本社が東京にありこのことを発信しません。東京の三田医院には、テレビも新聞も週刊誌も映画も取材に来ましたが、記事になったことは一度もありません。

当事者は往々にして理性的な判断ができず、残念ながらトーキョーは当事者そのものです。

避難、移住を呼びかける私がトーキョーに住み続けることは矛盾していました。三田医院が岡山へ移転したことで避難、移住を決意した人も多く、

(、、、これ重要ですね。この行動によるメッセージの強さ)

こちらへ来ることで始めてわかる事も多いのです。西日本、外国ではテレビ、新聞取材が当たり前のように全て記事になりました。トーキョーにいては全てかき消されてしまう。これから私は西日本から首都圏へ警告を発し続けようと思っています。