反原発と良い習慣 [雑感]

「原発容認派」の人が、「反原発」は理想主義者で、「他人に努力を押し付ける人間」と言っていた。

「みんながみんながんばれるわけじゃない」と。

僕もずいぶん前に小出さんの生き様みたいなことについて(クーラーもエレベータも使わない)、「そんなの無理って思う人いっぱいいるだろう」と書いた。

押し付ける人もいれば、自分で勝手にやる人もいるだろうけど、どうも「反原発」と言うだけで、他人に「生き方」を強要していると思われるようだ。

「反原発」にもいろいろなタイプがいますよ、、、。

あるブログで、気になるコメントがあった。

放射性物質は部屋の中に蓄積するので、天気を見て換気すると良い、と言うのだ。

「必要最低限、というか換気する時間を調整するといいと思いますよ、、、朝になると空気が澄んでるじゃない。そういう時ってのは大気中への物質飛散量は少ないんですよね。あと湿度もあるからより沈着しているし。
ここをみてみると、時間帯としては朝5時とか6時とかに換気するといいと思うんです。できればその時に一緒に掃除するとか。

雨の日なら全開でもいいと思いますよ。」

朝5時って、うちのばあちゃんが毎朝床掃除してた時間だ。

昔の日本の習慣ってのは、ある意味「理にかなってる」と思う。

また、妻が2011年4月23日に関東に帰ってプルームに巻き込まれて被ばくした、といつも嘆いていて、僕は「雨だから呼吸被ばくはしてない。あの日に放射線量が上がったのは、雨による土壌沈着だ」と言ってたけど、あながち間違いじゃないと思う。

最近は、毎日僕も、朝起きると床をモップかけする。なんてことない。ほんの数分だ。

何か知らないけど、「反原発」ってのは、自分を律すること、「自律すること」が問われているような気がするから。

全然関係ないように思うけど、結局、現代生活の「習慣」には、原発を肯定せざるをえなくなるような「罠」があって、例えばオール電化とかその最たるものだけど、夜更かしして電気使いまくるとか、喉乾いたら自動販売機でジュース買うとか、「健康のため」に、車運転してフィットネスジム行ってランニングマシンやるとか、何だか、本末転倒な、それでいて、あたかもそれが「豊か」で、「贅沢」な、「都市生活」であるかのように宣伝されていて、そんなライフスタイルにまんまと騙されて無条件に受け入れて来た反省もあるから、とりあえず「ばあちゃんの習慣」を思い出して、5時起きとは言わないまでも、床掃除をしてみる。

電気とは関係ないかもしれない。

だけど、結局「電気」ってのは、「効率化」のためにあるわけで、いつも床がきれいであれば、急いで電気掃除機をかける必要もない。

脱原発できないのは、仕事という時間の制約と疲労とストレス、それを言い訳にした浪費的、享楽的な「悪い習慣」「楽な習慣」からみんな抜け出せなくなっていて、「もう無理」と思っているからだ。

無理かどうかなんてやってみなきゃ分からない。

とりあえず自分から始めてみる。

「良い習慣」を身につけること。





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